小松莉奈 | 星野なぎさ | ||
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メーカー:ALcot ハニカム 発売:2015年8月13日(電気外祭り 2015 SUMMER in 新宿にて販売) 価格:12,000円(税込) サイズ:160cm×50cm 生地:2wayトリコット(ポリエステル85%/ポリウレタン15%)<ライクトロン/A&J社>【日本製】 | メーカー:ALcot ハニカム 発売:2015年12月27日(電気外祭り 2015 WINTER in 新宿にて販売) 価格:12,000円(税込) サイズ:160cm×50cm 生地:2wayトリコット(ポリエステル85%/ポリウレタン15%)<ライクトロン/A&J社>【日本製】 nijijyu.net 12,960円(送料:590円/一部地域除く) |
『星野なぎさレビュー』
遅ればせながらすでに抱き枕化された莉奈となぎさのルートを本編&FDを通してやっとプレーし終えましたので、
現時点でまだ購入可ななぎさの抱き枕カバーのレビューとともにそちらのレビューもちょこっとやりたいと思います。
順当に行けば今度の夏の電気外祭りあたりに知花先輩抱き枕カバーも出てくるはずですが、
もし出てこないとそれっきりになってしまうでしょうからとりあえずはなぎさの販促。 ←オススメ!
ちなみにすでに完売になっている莉奈のほうは抱き枕絵がいまいちだったのでスルーいたしました……。
や、昨年の夏の電気外で莉奈の抱き枕カバーが出てきた時点でもちろんゲームを買ってプレーしようと思ったのですが、
もうめぼしいところにはどこにも売ってなかったんですよねー(通常版の存在を見落としてたかも……?)。
なのでダウンロード版の要望でも出そうかと思っていたら、FD発売時にお買い得パックが出ることがわかったのでそれまで待機。
11月末のFD発売を経て12月にはなぎさも抱き枕化されたわけですが、
結局他のゲームに時間を取られているうちにずるずる先送りになり、
なんとか3月くらいには莉奈全ルート&なぎさ本編ルートまでは終えたのですが、
またそこからずるずると先送りになってやっと6月になってなぎさFDルートに手を出せたというわけです。
莉奈の抱き枕絵がもっと良い出来だったら、最初の段階で中古に手を出してでも本編をプレーしていたかもしれませんが……。

本編は莉奈ルートがいまいちでなぎさルートは最高、そしてFDはその真逆な印象でございました。
本編の莉奈ルートがまずかったのは、
あれだけ長年なぎさに気を遣ってきたのに主人公の告白をあっさりと受け入れてしまったことです。
そしてそれだけ長年想い続けていたのにいざ付き合ってみたらあまりにも莉奈が冷静すぎておもろない。
もちろん莉奈は人に感情を見せないタイプですから内心はウキウキしまくっていたのかもしれませんが、
そうとわかるような描写はほとんどなく、肩透かしにも程がありました。

付き合い始めたことをしばらくなぎさに言えないでいたところも思い悩んでいるように描かれてはいましたが、
すごく軽い印象でちょっとそれまでの莉奈のイメージとは違うなーと。
さらっと言えると思ってた、みたいなセリフもありましたが、
莉奈にとってなぎさとの三角関係ってその程度のものだったのかと……。

まあ、話が重たくなるのを嫌ったためにああいう描き方にせざるをえなかったのでしょうが、
ドロドロになるのが怖くて三角関係なんて描けるかっつうの……。 ←おこ。

そもそも主人公にしてもなぎさの気持ちはもうわかっているはずで、
であればあんなに簡単に莉奈と付き合えるはずがないんですよねー。
一度は同居してキスまでしてもらってたのに……。

黒タイツや黒ストの下は白パンが定番ですが、ピンクパンツァーかわゆす。

というわけで、主人公と莉奈の軽さが気になって莉奈本編ルートはあまり感情移入できませんでした。
FDのほうは私の気持ちも一度リセットされたのでふたりのイチャイチャを素直に楽しむことが出来ましたが、
あのイチャイチャっぷりは素晴らしかったです。
主人公と莉奈のエッチシーンは完全に攻守が入れ替わる形になるのでメリハリがあってドラマチックなんですよねー。

一方、なぎさの本編はなぎさの圧倒的な献身性にきゅんきゅんしまくりでしたが、
同じテンションゆえにネタ切れ感があり、FDのエッチシーンはやや冗長に感じました。
とはいえ、莉奈とのドラマチックなエッチがいかに素晴らしいといっても、
なぎさ本編の飲尿シーンに勝るものはないでしょう。
あれを見てもなお莉奈のほうが可愛いとか言ってる人が私は信じられない。 ←そこは色んな性癖がありますし……。

こういう無表情に近いぽわっとしたお顔は基本的にはいまいちですが、
受け身体質のなぎさの場合はこの表情が非常にしっくり来ます。
キスしてほしい、いじってほしい、舐めてほしい等々の気持ちが、
この無表情から伝わってきちゃうんですよねー。 ←伝わってきちゃいますか。
でもそこをあえて何もせずにじっとお顔を見つめながら添い寝するのがまた幸せなのよ……。 ←高度な抱き枕イフ。

まあ、飲尿プレイなんて抜きゲーとかだったら別に珍しくもないのかもしれませんが、
直接咥えて飲むシーンなんて少なくとも私は初めて見ました……。
主人公のほうからももちろん飲んであげるわけですが、
そんなことまでしたくなるくらいお互いを愛おしく思えるっていうのが素晴らしいなーと。
まさしく理想的な恋人関係。 ←そう?
FDをいまいちに感じたのは、主人公が飲むシーンしかなかったからかも……。 ←この人飲尿好きすぎんよ。

そんなわけで、ぶっちゃけこの作品の萌えの部分はほぼエッチシーンに還元されますので抜きゲーと言っていいレベルなんですが、
本質は人間ドラマです。
エッチシーン以外の日常シーンの軽妙なやり取りやサブキャラのドラマなんかが非常に面白く、
ひと言で表現するならば青春群像抜きゲー(ばばあ含む)。

あ、ばばあが含まれるのは青春群像のほうであって、
抜きゲーのほうには含まれないのであしからず。 ←うん、誰も望んでないから大丈夫。

良くも悪くもうまいテキストであり完全に神視点からの青春群像劇なので人によっては作り物めいた印象を受けるでしょうが、
確かな人間理解から紡がれたそのドラマはとても上質であり、
理想と現実が程良くミックスされたエンターテインメント作品に仕上がっていたと思います。

まあ、間違いなくエロゲの中でも最高峰のクオリティでしょう。
シナリオゲーにしか高評価を付けられない人は多いようですが、日常をこれだけ楽しく描ける才能というのも稀少なんやで……。

とはいえ、ミドルプライスですからより労力のかかっているフルプライスの最高峰作品と比べるのはあれですが、
そういう意味でもFDを出していただけたのはありがたかったですねー。
個人的には莉香(莉奈妹)との二股を莉奈が容認する莉奈アフターアフターと恵(主人公妹)との二股をなぎさが容認するなぎさアフターアフター、
そして知花先生(知花姉)との二股を知花先輩が容認する涼香アフターアフターを収録したFDのFDを作っていただきたいところですが、
なぎさ早逝で杏南(なぎさ妹)とくっつくグランドアフターでもいいのよ? ←こら。

や、なぎさっていかにも不幸な匂いがするので、早死にしてまた主人公争奪戦が始まる展開もありかなーと。
もちろん私はなぎさ大好きですけど、好きなのは今この時点のなぎさですから、将来のことは関係ないわけで。
まあ、この作品で別の作品のヒロインの成れの果てが描かれたとかでブチ切れていた人もいるようですが、
パラレル上等のエロゲでそんなことを言うのはナンセンスだわ……。

個人的にはマルチシナリオってそれくらい大胆に使ってほしいんですよねー。
それこそそのルートで選ばれなかったヒロインなんかは死んだりしたほうが逆にすっきりするんじゃないかなーと。 ←こら。
や、だって主人公が選ばなかったってことは、他の誰かに取られちゃうってことですよ?
そんなの嫌だわ。 ←自己中。
その点、この作品は選ばれなかったヒロインたちもずっとこれからも主人公のとなりにいたいみたいなことを言ってくれるので、
未婚で人生を終えてくれることを期待しちゃう最高。 ←ひどい。
や、マジでそれはひどいので、
ハーレムエンドか死ぬかのどっちかにしてほしいんだよなぁ……。 ←あんたは暴君か何かか。


なぎさのウラ面は一部デッサンが狂っているところもありますが、行為中という感じの安定感のある出来。
相変わらず襟だけは閉じるALcotさんの方針には納得の行かないところはありますが、
なぎさの抱き枕絵としては悪くない両面だと思います。
正直、めっちゃ好き。

ただ、本音を言えばこの添い寝イメージの背面絵は入れてほしかったなーと。
もちろん後ろから見たらこの悩ましいお胸は見えないわけですが、そこは軽くひねって横乳を見せていただければ満足です。
それよりもこのつやつやの髪に顔を埋めて寝たかった……。
なぎさの髪って本当に綺麗ですべすべでやわらかそうで良い匂いがしそうな極上の雰囲気があるので、
正面絵の抱き枕を抱いてるときも思わず背中に回した手で髪を触っている気分になって悦に入っております。
この娘可愛すぎるんだよなぁ……。

その点、莉奈の抱き枕絵は莉奈らしさが全然出てない感じなんですよねー。
莉奈=笑顔のイメージだったのでしょうが、この受け身の状態では莉奈の笑顔はあまり想像できません。
このオモテ面の体勢であれば困ったような顔にすべきで、
笑顔にしたいのであれば自分でおっぱいを持ち上げたりしながらもっと下品な笑い方をさせるべきでしょう。
ウラ面は行為中の表情ですからこれで問題はないものの、お腹から下のひねり具合がやや気持ち悪い作画になっております。
ぽっちゃりしたお腹を見せたかったのかもしれませんが、この体勢であれば普通に真正面を向かせてほしかったところ。
特にお胸の形が両面ともほぼ同じってところがあまりにも工夫がなさすぎて印象が悪かったです。

莉奈もこの添い寝シーンにはきゅんきゅん来ましたけどねー。
なぎさの添い寝シーンは本編のみ、莉奈の添い寝シーンはFDのみのものでしたが、
それぞれの評価が逆転しているのはもしかしたら添い寝シーンのあるなしも関係しているかも?
是非ともなぎさと莉奈の抱き枕カバー2枚目を寝間着姿で作っていただきたい……。
<2016年6月20日>
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『チクビッチ』
皆さんは現在放映中のアニメ「四月は君の嘘」は見ておられるでしょうか。
現時点で「SHIROBAKO」と秋アニメNo.1を競う作品だと個人的には思っておりますが、
ぶっちゃけ最初に金髪暴力猫かぶりビッチが登場したときにはウソコイ乙という感じでした。
しかし2話を見終えたあたりで、あ、あれ? もしかしてこの金髪ビッチって、
ウソビッチじゃね?
という可能性に思い至ってからは俄然引き込まれました。
ただ4話までの流れがあまりにも素晴らしくて引き込まれすぎたので、
5話6話の若干詰め込みすぎなドラマが面倒くさく感じてしまったのは事実。
そういう意味ではSHIROBAKOも3話までの同時多発的なトラブルの連続(+中休み回の4話)に比べて、
5話6話はタローに頼りすぎな感じがあったので、
今のところイーブンでしょうか。
でもまあ、より普遍性のある君嘘のほうが客観的に見れば上になるでしょうかねー。
唇の塗りはあれですが……。
というわけで11月の抱き枕次第で買いますよなエロゲ2本目はこちら、
「キミのとなりで恋してる!」通称とな恋です。
って、なんでエロゲの紹介文の前置きにアニメの話をしたかといえばそれは、
このとな恋という作品が君嘘に非常によく似ているからでございます……。




君嘘はクラシックですが、このとな恋は陸上であることをまず言っておかなければならないでしょう。
そして金髪ビッチ改め宮園かをりのポジションに来るのがもちろんこの人、

今は陸上部のマネージャーをやっている主人公が以前市民マラソンでペースメーカーを務めたときに、
その姿を見て一目惚れしてしまった天才ランナーです。
自分のペースメーカーになって一緒に走ってほしいと願い、主人公の前に現れます。
まあ、そこは策士な(?)かをりとは違って、
たまたま父親同士が知り合いでお見合い結婚の話が持ち上がり主人公の家に同棲することになるっていう、
突飛な現れ方なんですけどねー。 ←突飛すぎぃ!
あと、同級生ではなく一つ上の先輩です。
そして幼馴染ポジションの澤部椿に該当するのはこの人、

椿はソフトボール部ですが、莉奈は水泳部でございます。
さばけた性格でやはり初期設定では主人公を異性としては見てない……ように見える幼馴染。
椿の場合は失いそうになって初めて主人公を好きだと気づいたみたいな感じですが、
莉奈は好きな気持ちをずっと隠しているっぽいです。
なので、先輩が好きだったみたいな設定はありません……。 ←ビッチやないんやで。
ここまでの設定は君嘘とほぼ同じですが、とな恋には更にもう一人幼馴染のヒロインがいます。
それが

主人公のことがずっと好きで、莉奈が主人公への気持ちを隠していると思われる原因となっている女の子。
おそらく主人公の影響で陸上をやっていて、天才ではないけれども努力家でなかなかの実力者です。
ただ、幼い頃のすれ違いでそれ以来、主人公とは疎遠になっていましたが、
同棲することになります。 ←突飛すぎぃ!
ちなみに君嘘では男の親友ポジションの渡亮太がもう一人の幼馴染という形になっていますが、
とな恋にはまた別に男の親友ポジションキャラ(瀬古勝彦)が存在します。
亮太は女好きですが、勝彦は女嫌い。
初対面の

そして極めつけにとな恋が君嘘と異なるのは、
主人公の一つ下の妹である

君嘘の主人公は幼い頃に母親を亡くしますが、とな恋の主人公とこの恵は両親を相次いで亡くしてしまいます。
一緒に住んでいた祖母は健在なもののそのことでかなり恵はお兄ちゃんにべったりになっていて、
陸上部のマネージャーをやっているお兄ちゃんの帰りを待ってわざわざ教室で時間を潰したり、
お兄ちゃんが入っているお風呂に侵入してきて背中からその豊満なお胸を押し付けたりしてくる無邪気な可愛い妹でございます。
そして何より、お兄ちゃんの乳首を弄るのが大好き。 ←無邪気……。
まあ、こんな妹がいる時点でもはや、君嘘越えは確定でしょう。 ←そうなんだ。
ただ、残念ながら恵はサブキャラという位置づけらしいです。
個別ルートもおそらくエッチシーンもないっていう……。
ゲーム終了時のシステムボイスに、
「ここで終わりにすると、隠された恵ルートへの道が……」
なんていう強烈な煽りがあったりするくらいなので、そう言ってて実はあるんじゃないかとも期待してしまいますが、
やはりミドルプライスですからないんだろうなーと。
じゃあ、なんでそんな煽りをするのかといえば、やはり妹を攻略不可にしているのはあえてということだからなのでしょう。
「ましろ色シンフォニー」の天羽みうルートがこのゲームに似たテキストでしたが、
ほら、あのルートにも攻略不可なヒロインがいるじゃないですか。
ええ、みう先輩のお母さん。 ←そっち?!
つまり、攻略不可なヒロインを入れることでユーザーを煽って簡単に作品から離れられなくするというのが、
このライターさんの手口なのだと思われます。
同じぱれっと作品の「恋がさくころ桜どき」のテキストがとな恋に似ているかはわかりませんが、
私があの作品を体験版途中で投げた一番の理由は、義母が一番可愛かったからなんですよ。
またか、と。
おいぱれっとまたか、と。
攻略できないなら可愛く描くな、と。
ぶっちゃけ今回のとな恋もビジュアルだけ見たら妹が一番可愛いし、何より冒頭の掴みが妹の裸だったので、
そりゃもう最初から妹を攻略する気満々になってしまったわけですよ。
お兄ちゃんの乳首を弄るのが大好きな妹が逆にお兄ちゃんに乳首を弄り返されて、
「弄られるほうが気持ちいいなんて知らなかった……」
とか言いながらビクンビクンするところが見たかったよ! ←知らんがな。
ですから、本来であればさくさくのように体験版時点で見限るところですが、
残念ながらこのゲーム、面白すぎました。
ぶっちゃけ妹が攻略できなくてもいいやと思えるほどほかのヒロインも魅力的に描かれてましたし、
君嘘的なドラマの部分も丁寧に作ってあって非常に期待が持てました。
まあ、そんなハイクオリティなテキストのわりには突飛なところも見受けられるわけですが、
ミドルプライスということで力を抜いて書けてるのが逆にいいのかもなーと。
<2014年11月20日>
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パッケージ版 |
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ダウンロード版(DMM独占) | 本編![]() DMM.R18 4,995円 | FD![]() DMM.R18 2,980円 |
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